[ぴたりと、足が止まった。風の流れに、その問いに。くすっと小さな笑みがこぼれた。]どこだと思う?[続く言葉は予想の範囲内。不意をつけなかったのは残念だが……]いやだなぁ、私は出たいんですよ、かがみせんぱいじゃましないでくださいってば