でもまた日常に戻ってみてもいいわよねぇ…なんか噂も巡ってるもの。だからしばらくこのままにしておきましょ?
[にっこりと笑みを寮母に向ければ怒りよりも呆れな嘆息を吐いている。最も怒られたって別にいいのだけども]
だって…あまりにいつもどおりな日常ばかりだとぉ…岩のように心が硬くなっちゃうもの
[ぼそりと呟く。長く長く生きると。新鮮さや驚き、そこから生じる喜びなどが薄れ。心が岩のように硬くなっていく。何で生きてるのかわからないような同族を見てきている。それを己はどこか恐れているのだろうともこっそりと思う。]