─事件直後・ヘルガの宿─それでも今それが出来るのはあんたくらいだ。ま、払うものは払ってきた、とだけね。[遣り合ってきた時間と][『声』こそ使わないものの顔を出すという約束で]イキシアは戻る場所だからな。大切な人が居る場所でもある。何を払ってでも守る価値はあるんだよ。[視線は逸らしながら][誰がとは特定せずに言う]……そうなることを祈ってるよ。[眉を寄せながら言って][だがその目は何故か笑っていたりもしたのだが][その部屋を*後にした*]