唯一許せないことがあるとしたら。あなたが団員を庇ったと、思われる事かしら。[そんな人じゃないのに、と。そこだけには、無念を滲ませながら。]でもね。あなたと私の幸せが、誰かの命を奪って成り立った者だというのなら。そしてその末路がこの結末だと言うのなら。これから先、人を殺した人にも、嘘をついた人にも。それを庇った人にも…相応の報いはあるのでしょうね。[因果は巡り応報は受けるものだからと。ぽつり落として。]