[彼が名を呼ぶ>>609耳に綺麗に響くくせに、温かで柔らかみのある声だ。そういえばこの音は、とても何かに良く似ている。彼の打つ刃に、鋭さのうちにぬくもり秘めた刀身に、何故だかとても似ている気がして──…] …───うん。 [───本当に綺麗だと、思った]