[空間の崩壊の予兆。そして届いた機鋼竜の力。それに合わせて『複写側』に馴染みすぎてしまった力を解放してゆく。ゆっくりと、均衡を崩さないように]…わ…?[そう、世界の均衡は崩さないように。放出し続けていたら。予想外に抜けて言ったりしてしまったわけで]あー……![ふわり、と本来の世界に引き寄せられる時。空いていた左手の鎖細工がチカリと光って]