[黙したまま首肯する。抱き着いて来られれば、流石に小さな驚きを見せたが。青年が離れる直前、その頭に右手でそうと触れた]はい。御気をつけて。[別れの言葉と微笑みを返して、深く一礼をする。青年がその場から消えた頃、ゆっくりと顔を上げて]