お前一人で、ほっとく訳にゃいかんだろ?[着いてく、という言葉に苦笑しつつ、ぽふり、と頭を撫でて。無理云々には、言及しなかった]ここからは……は、俺にゃちょっと、狭いな。[獣化すれば入っていけなくもないが、翼が邪魔になるのが目に見えている。こちらの翼は、少女の翼のようには可変はできない事もあり]エレベーター、ね。そっちに賭けて、みるか……行くぞ![その方がまだ分が良さそうだから、と呟き。再び、建物を目指して走り出す。イレーネが着いて来易いように、スピードは少し、緩めて、だが]