ん。
なるほど。
外に出る覚悟と、出るための話し合いは終わったんだな。
[優しげな顔で笑みを見せる]
まあでも、そこらへんはちぃと長くなるんで、兄さんがこれから本番だってんのなら、時間が足りないな。
だから、本番終わったのなら、宿屋にでも来い。そんときに酒でも飲みながら、ゆっくりと教えてやるよ。
……ああ、でもいない場合は、呼び出しでもしてくれ。すぐに駆けつけてやっから……って、そういや、未だに名前聞いて無かったよな。ははっ。
まさか、最初噴水で会ったときは、こんなに長い付き合いになるとは思って無かったよ。