人狼物語 ─幻夢─

84 廻る刻・待宵歌


本屋 クレイグ

─ 山頂 ─

[呟きながらも、届かぬもの、と見なしていた願い。
それを受けて紡がれた望みに、青に向いていた瞳が僅かに揺らぐ]

……元々、喋るのだって苦手だったんだぜ。

[眸に宿る穏やかさには気づかぬまま、ぽそ、と呟いた。
幼い頃は、大抵姉の後ろに隠れて、話すのも任せていた。
ただ、そのまま護られるだけでいたくない、という思いから、少しずつ、動くようになって、今に至る。

寂しくて、哀しい。

雨の中で泣き濡れるが如き様子は、その評に違和を感じさせなかった]

(939) 2013/08/14(Wed) 22:01:53

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