……セレス。
[向けられた言葉は、無垢であるが故に、重く。思わず、ため息が零れ落ちる]
ん……そうだな。
それは、わかってる……よ。
[言いつつ、ぽふり、と金の髪をなでる。
むう、としたままの碧と、どこか楽しげな貴紫と。
その狭間にあるのは、ほんの少し、辛くもあるけれど]
……ま、そのための努力はするから、怒るな。な?
[冗談めかした言葉と共に、機鋼の仔竜を抱え上げながら立ち上がる]
で、麒麟殿は、湖だったか?
……それじゃ、もう少ししたら、迎えに行くとしますか、ね。
[今は一人がいいだろうから、と思いながらの言葉に。
機鋼の仔竜は、うん! と元気に頷きながら、にこぱ、と*笑った*]