>>910>>911>>912
[対の気配の消えた、あの夜。
流石のアマンダも気にかかって、翌朝ハインにでも相談するかとKirschbaumに顔を出した。
肝心の探偵が来る前に、鳴るベルと風の運ぶ声。
ハインはコレで仕事一つ逃したな、なんて思う]
ん、お帰り。居たら悪い?
[オハヨウでもコンニチハでもなく、お帰りと言った意味は通じなかったのか。
いつものように岩清水を出す青年はマイペースに話し出す]
へぇ、懐かしい?
じゃぁ、たくさん楽しんできたんだ?
[心配無駄だった、とか思いつつグラスを傾ける。
ところが話される内容と来たら!
見知らぬ女性達といちゃこらしてきた話のドコが懐かしいのやら!]