人狼物語 ─幻夢─

64 滄に揺らめく銀鏡


薬師見習い ゼルギウス

―玄関横付近―
[音はなかった。震動もなかった。
ただからだの感覚が伝えている。「場」がなくなったのだと。
うすぼんやりとした意識を揺らしながらその場でじっとしていたところで、猫…ミーレが玄関先へとやってきた。
待っているんだな。とわかって、その待っている人…エーリッヒの姿>>735が見えた。
こちらに気づいているのかいないのか。わからないが猫とエーリッヒとの間に通じ合うものがあるのだろうか?その疑問を解決する前に、そしてブリジット>>622の姿が見えて]

おかえり…

[よく生きてかえって来たね。
この場からはやく日常にいきなさい。
二つの意味を持っていった言葉は届くことはなく。ブリジットはそのまま宿へと入っていく。
その後、覚悟を決めたようにも見えるエーリッヒがミーレのもとへと行き、猫に触れ語りかけているのを静かにみていた。]

(948) 2011/01/18(Tue) 20:54:05

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