─ 第二階層 通路 ─
出来たとしてもさせるはずがない。
[友の言葉>>931に、ふん、と鼻を鳴らした。
墓参りをした時に墓前で呟いた言葉。
「本当に馬鹿な奴め」と零したのを覚えている。
自分の言葉に対する抗議>>933が聞こえると]
残念だろう。
頭は良いのに、空気は読めないわ、連絡先を聞き忘れるわ。
どれだけお前の残念っぷりを見せ付けられてきたと思っている。
[謝らず、引くことなく、更に言い返すのはやはり気安い間柄にある故か。
通信士に声をかけるのを見れば、心持ち割り込まぬよう身を引き。
二人の様子を傍で見守る]