[姉に怒られた事、というのは記憶にも余りない。それだけに、たまーのそれは異様にきつかったのを覚えている]……うん。多分、あれだろうな、というのは。自覚、してる。[冷たい空気>>954に、自然と背筋を正しつつ、手を伸ばすのは朱花の開く辺り。暴走を止めるために取った手段が、望まれていなかったのは──自分でも、わかっていた]