>>968どうせ、馬鹿だよ……。[掠れた、声]あれだけ痛がって、猩に馬鹿にされて。それでも……って。……思ってたのに、できなくて、自分で、壊してりゃ……世話、ねぇ、よなっ……。[声が途切れがちになっているのは、自覚していた。視界がぼやけているのも]……自分が、ひとり、苦手のくせに。一人にしちまうとか……ほんとに、どれだけ……。[馬鹿なんだか、と呟く。視界をぼやけさせたものが落ちるのは。両手が塞がっているから、止められそうになく]