だって、あたしが狼じゃなかったら、フォル坊も困らなかったと思うノ。[両親すら知らなかったという可能性はあるけれど、それでも教えてくれてさえいたなら人のいない場所を探しにいけただろうに。]だから、あたしが謝るノ。ごめんネ?[フォル坊の複雑な気分を知らず、首を傾げた。]