[苦笑気味にしながら言う研究責任者に、それ以上は気にするなと言う様に言葉を紡ぐ]
で、どこから行くんだ?
「そうね……一番留まってる人が多そうなのは研究区画かしら。
全部の場所に居そうだから、順番に行っても良いのだけど」
ふむ……行ってみないことには分からんな。
じゃあ行くか。
[誰がどのような末路を辿ったか分からない。
あれこれ考えるよりは先ず行動を。
そう結論付け、研究責任者と共に艦内を彷徨う。
挨拶回りがいつまでかかるかは分からない。
隣を歩く研究責任者の気が済むまで、自分はその傍に在り続けることに*なるだろう*]