……うん。[首を傾げる姉>>976から、目を逸らす事はせず。ただ、こくり、と頷いた]……自死が赦されない事なのは、わかってる。もしかしたら、他に、方法があったのかも知れない。けれど、他に、選べなかった。あのまま、これを残しておいて……また、誰かが傷つく事になるのが、嫌だった。[理由は、それだけではないけれど。口にせずとも、多分、そこは気取られる。『大切』の喪失に、耐えられなかった事は]……ごめん。[僅かな刹那、朱花へと天鵞絨を向けた後。ぽつり、と、そう紡いだ]