[伝えた願い、望みに返る声が聞こえる] 僕でいいの?[自分で言い出した事なのに思わず問い返した。慰めよりも、欲しかった言葉が其処にある。だから、本当に其れを受け取ってもいいのか途惑いが表に現れた] クレイグの綴る物語が出来上がるのを楽しみにしてる。 ああ、それまでは、――…[消えたくないな、と微かな声で呟いて器を失った雪花はまだ知らぬ『天上青』の物語に思い馳せる]