……よくそれだけ、思いつくねえ。[子供みたいに輝く目と目の間より、少し上。ユーディットの額を、人差し指で突いた。若干、強めに]俺はいいよ。いつまでもこう、って保証もなし。まあ、確かに、エーリ兄の事は心配っちゃ心配だけどねえ。[けらり、軽く、笑った。料理の回避を試みたか否かは定かでない]――死んだら、それで終わり。何の意味も無い。やり直すのだって、面倒臭いね。[言うなり後ろに倒れこんで、寝転がった]