だって………、んっ。[僅かな時間。口唇が重なって、目を閉じた。数瞬後、温もりが離れていくのを残念に思いながら、目を開ける。眉を寄せたアーベルの顔がそこにあった。]……感想がそれなの?[くすくすと笑った。]ありがとう。駄目って言われたらどうしようかと思った。