[パソコン室の中、ヒビキとユウイチロウとケイコとアズマが談笑をしている。
アズマの近くでは、ヘイハチが気難しそうな顔で椅子に座っていて、山ほどのお菓子を抱えたマリーと机の上に置かれたお菓子。
崩れ落ちたお菓子をサクラが支えながら、ユリとシンイチロウ、ハルヒもそれに気づいて手伝いに行く様子で、若干ユリとシンイチロウの距離は近かった。
ハルヒから少し離れた所に、少し居心地悪そうにするハルエの姿。
ボクが筆をいれるのはハルヒとハルエの間に、ボクの姿を描きこんでいく。
ハルエの絵のところに筆を加えて、ボクの傍で皆に話題に混じろうとする姿に変えた。
最後に右下のスペースに文字を書き加えながら]
「あるべきだった未来をここに」、こうだったら、よかったのにねって、せめてもの願望かな?
『そう、ですね…』
[曖昧に答えにくそうにする後輩にボクは、やっぱり常のように笑顔を向けていて]