[理由に頷きながらも、口にしなかった思い>>987に苦笑する。]……それじゃ、姉さんからはこれくらいにしておいてあげよう。[と、言ってラーイの頬へ両手をのばすと―――][ぺちっ][と、迫力に欠ける音が響いた。]