>>999
[足払いが綺麗に入ったことで、そのまま床の上に押し付けることが可能になったわけで。
本当に喧嘩は初めてなのだろう、受け身は取れていないし、喧嘩中に目は瞑るし、咳も酷いわでもはや呆れるしかなかった]
…弱いくせに突っかかってくるから、こうなるんだよ。
弱い奴が無茶したって怪我増やすだけだ。
これに懲りたら、もう俺に指図すんな。
[ざまあみろ、と小さくぼやく。
上に乗っかったまま、一応は意識があることを確認しておこうとぺしぺしとその頬を叩いてみて。
あとから気がつけば、そこで気を抜いた自分も甘かったと判断できるのだが]