[姉の浮かべる苦笑>>1010の意は知れず。ただ、伸ばされる両手に背筋を伸ばした、が]……え?[聞こえた音は軽く、伝わる衝撃も軽いもので]……ね、えさ、ん?[天鵞絨がひとつ、瞬き、惚けた声が上がる。良かったと思え、と言われても>>1011、てっきりそうなると思っていたから困惑は強くて。それでも]……あ……うん。どうなるのかとか、わからない、けど。……離れない、離さない、って、決めたから。[向けられた笑みと、言葉と。それには、はっきりと頷いた]