>>1013……言わせる方も、言わせる方だろっての。[冗談めいた口調で言うも、声はまだ、震えて。頬に伝わる軽い衝撃と、拭う感触に、異眸をやや、細める]……ああ、いくらでも。俺が、忘れないように、な……。[小さく言って、腕の中の少女に目を向ける]さて……と。休ませる、か。いつまでもこのままじゃ、落ち着かねぇだろうし、な。[そういう声は。静かに、響いて]