― 数日後 ―
うーん。そうだね。
そんな機会もあったら。
[行商人>>1009から、いつかは外にと言われると困ったような顔になった。
村の入口の方を見て、宿を見上げて、雑貨屋のある方を見る。
外への興味はあるけども、ここを出てゆくには村の中にも気になるものが多すぎて。今はまだ心決め難かった]
やったあ!
[手を叩いて喜んだけれど、頭を撫でられると子供扱いだと、ちょっと頬を膨らませたりもした]
うん、僕も頑張る。約束する。
ウチでもちゃんとご飯出せるようになるから。
[それはまだ終わる前、少女と語り合った未来。
今からそれを現実にしていくのだと、そんな決意を固めて頷いた]