なんでも、してください。蛍子先輩がしたいことを。生きて、楽しんで、幸せになってください。[じっと顔を覗き込んで告げる。 それは聞こえないだろう言葉。 言い終えたときには桜子はもう半分ほど消えかけていて。 一之瀬の携帯に森からのメールが来た後、一之瀬が涙を零しながらいう言葉に小さく笑う]