[人狼とは何か。どこから来てどこへ行くのか。そして、自分は?そんな疑問の小さな芽が、何もなかった自分の中心に芽吹き。それを知るため知を求め、方々を歩き回った。人狼について知ると同時に、能力者の存在も知った。研究者らに教えを請い、自らの知識も蓄えた。そうしながら、一方では関係のない村に災厄を振りまきもした。そうすることが人狼なのだと、本能が囁いていた。シャーロットと出会うその前に、アーヴァインと出会った。]