>>1022それはつまり、自分もってことだよねえ?[からかうように、言う。前と変わらぬようを、装って。揺らぎを抱いてはいたけれど、だからこそ、安心した]全く……マゾいよ、ね。[頷いて、視線を落とした。アーベルが動きやすいように、一歩、引く。掘られたその場所に、少女の身体は易々と収まってしまいそうだった。これで、本当に、 さいご なんだな、と、どこか遠くに思う]