[同族と言う言葉に僅かに瞳を見開いた。目の前の人物も、とと頭を掠めたが、大騒ぎするつもりは無く。周囲に客が居なかったのは僥倖だったことだろう]……ああ、俺はそう思ってる。審問の性質上、どちらもと言う訳には行かなかったが。亡骸は丁重に弔わせてもらった。