[弾かれた腕は、後方へと流されて。 抗う事無く流れに沿って、後ろに跳ぶ。]……アーベル=シュトゥルムヴィント。他はどうした。[問いかけは、他の参加者の意か、それとも敵の意か。]まあ、いい。ここで刃を交える気も無いだろう。私は下へ行く。手が空いているのなら、上を。[一方的に告げ、 低くしていた体勢から立ち上がる。 他には用は無いと言わんばかりに。]