>>1035怒られる、どころじゃ済まないと思う。[横たえられる身体。周囲の白と茶とが零れて、かかったようだった。それでも、少女は、動くことはない][アーベルが離れるのと入れ違いに、傍らに膝を突いた。触れた頬は、変わらず、冷たい。バラりと髪が落ちて、頬にかかる。バンダナは、彼女に渡したままだった]もっと、おしゃれなもののほうがいい、っていうかな……。[目元を軽く擦って、立ち上がる]……、……………うん。[微かに、頷きを返した]