可愛い、よりは。
カッコイイって言われたいかしらね、やっぱり。
[僅かに頬を染めて、少し悔しそうなリディにクスクスと笑う。
でもまだそれは使わない。だって今言ってしまったら、この先どう言えば良いか分からなくなってしまうだろうと、予想がつくから]
ありがとう。
[何時でもという返事に笑みを深める。
新しく淹れたお茶はレモンバーム。もうこの時期には採れない筈のそれは、とっておき中のとっておき]
ええ、勿論。
これからはきっと、寂しいなんて思う暇はなくなるわねぇ。
[全てが一度に変わるばかりではない。
けれどこの時からまた、何かが少しずつ変わっていく。
そんな予感を憶えながら微笑み返した**]