[鈴の音は、微かながら聞こえている。 何があったか――は多少ならず、察知はしているが。]……兄の仇討ちか?御苦労な事だな。[無防備に背を向け、箱へと再び入る。 返答も待たずに、地下へと向かうボタンを押す。 遠からず、扉は閉まり動き出すだろう。]