[菜園へと向かうと、約束していた相手と合流。ベンチに並んで座り、会話を楽しんだ。ベルデザンカイトも傍を離れ、ヴィターが痺れを切らすようなら文字通り鷲掴んで移動出来るようその傍に居た]
……やはりそう思うか……。
[会話の合間に目に入る相手の左手にはめられたブレスレット。それを目にする度に軽く頬が緩む。離れても傍に在るのだと、そう実感していた]
…ああ、美味い…。
イレーネは料理が上手いな…。
[料理を口にして満足げに笑む。食器を持つ手には手袋がはめられておらず、左手の人差し指には良く磨き込まれたルビーの指輪。解析の終わった指輪が顔を覗かせて*居た*]