─その後─
ふふ、いいってことよ
[照れたように礼を言うベッティに、笑顔のままそう言っていたが、「たまに〜」というベッティの言葉に「えっ?」と以外そうな顔をし]
……たまにでいいんだ。いやぁ、残念だなぁ
私としては毎日、忍び込んででも会いに行く心算だったんだけどなぁ
そっかぁ、たまにでいいんだぁ
[そう言って、上目で見てくるベッティをニヤニヤと見た
毎日というのは大げさでも、度々忍び込もうとしているのは事実
無論、文句など言わせはしないし、言われても聞き流す
仮に幽閉再びなどという状態になったら、有無を言わさず連れ去る心算だし]