そりゃまぁ、可愛いよりはかっこいいって言われた方が嬉しいよ。でもまぁ今は良いや。お世辞でいってもらったって嬉しくないし。ボクはまだ、これからなんだろ?冗談でも可愛いなんて言えなくなってやるから、さ。見てろよカル姉。頑張って強くなって、カル姉の横に立っても恥ずかしくない男になるから。…だから、それまで待ってて。[そう、力強く宣言したものの、最後の呟きはさすがに恥ずかしくてカルメンの顔は見れなかった。それでも、カップの中のお茶の味は格段に美味しかった。**]