……それで困る、って。[からりと笑って告げられた言葉>>1057に、僅かに眉が下がる。いつもこうだな、と。過ぎったのはそんな思い。頷きの後、投げられた言葉には、しばし瞑目し]……うん。大丈夫。[間を置いて、ゆっくりと開いた天鵞絨には、強い意思のいろ。想いが重なったからこそ、得られたものが、確りと浮かんでいた]