― 数日後 ―[無理強いはしない行商人>>1045に、ホッとしたよに微笑んだ]うん、ベアと一緒に習って。イレーネさんも唸らせるような料理、作れるようになるからね。[くすくすと笑うのには、もう、と剥れていたけれど]……良かった。だって僕も、この村が好きなんだもん。[だからまだ外に出たいとまで思えない。思わずというように零した行商人を見上げて、心から嬉しそうな満面の笑顔を浮かべた]イレーネさんがずっと来てくれるような。そんな村にしたいな。