[>>1040頭の上で獣っこがどうしてるかは下からじゃ分からないが、多少の緊張もあるだろうか。
大丈夫だよ落とさないよーと言いながら、手だけはしっかり離さずに。
噛み付かれるとは露ほども思ってませんが、性別云々もまるっと失念しておりました。
ひょいひょいと、飛ぶようにしてベアトリーチェに言われるまま進み、わりと早く一軒の家の前まで辿りついた。>>1052丁度、クレメンスがベアトリーチェの家に入る頃だったらしく、ベアトリーチェの遺体が運ばれる様や、彼が彼女の親に謝罪している所なんかを、この時ばかりはわりと真面目な顔でじっと見つめていた。]