>>1075あっは。そう、だね。お互い、素直になるべきかもねえ。[零れ落ちていく滴を、隠すことはなかった。笑う。くしゃりと、表情を歪めながら]――うん。[目を細め、白雪に包まれた景色を眺め、そして閉じる。瞼の裏に、懐かしい記憶を映し出す。三人で緑の森を駆け抜け、辿り着いた場所で見た光景。淡く儚く夢のように、けれど、確かにそこに咲く、青]忘れないよ。[ * その花の名のように * ]