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………やー。
[顔だけ出していたシーツに、頭ももぐりこんだ。
これは、かなり恥ずかしい]
露島先輩、これ、ちがうー。すごく、えっちぃ。
うわー。うわー、うわー。
[それも一緒に燃やしてほしかったが、自分が描いたものじゃないので言い出せない。悶々とする。現実世界に持ち出せない、と聞けば、ちょっとあからさまにほっとした様子を見せるだろう。まあ、記憶を元に再現されてしまえばそれまでだが]
……ぜったい、ぜったい、あれ、燃やしてくださいね。約束ですよ。
[赤みが取れない顔で念を押して。
そうして短い夜が終わる。朝が来て、また何事もなかったみたいに階段登る日々*]