そそ、訓練と同じ。
あれは僕と一緒に修行してる奴。
2対1じゃ不公平っしょ?
[獣に振っていた右手で2を示すように指を立て。違う?と同意を求める]
邪魔なんかさせないよ。
したらどうなるかはよっく知ってるからね、あいつ。
[2を示していた右手を戻し、親指で獣を指し示した。ナイフを抜き構える相手に、道士も両手を腰へと当てる]
今日の武器はー、こいつだっ!
[引き抜いたのは厚めの細長い鉄板のようなもの。両手に一つずつそれを持つと、繰り出された刃に動きを合わせ、左手の得物でナイフを外側に払うように受け流す。
続き右手の得物を振り上げ、相手の左肩を目掛け振り下ろした]