[打ち込んだパスコートに、間違いは無い。 機械の箱は地上ではなく、更に奥深くへと向け、動き始めた。]不本意だが。今なら貴様の言っていた事が、……多少だが、わかる気がする。[小刀と、銃の位置を確かめる。 やがて、大きく、一度の揺れ。 *扉へと視線を向けた。*]