/*>>1100ルフ[聞こえた声は、ずっとずっと、ほしかった声。それなのに痛い。胸の奥が 痛い。]……――[唇を噛んだまま、紺青を見上げる。増える枷、それ故に、生きていく。――願いは、]――、うん、……[もう一度、涙交じりの声で頷いた。ふ、と。指先に感じるはとても、とても懐かしい温もり。いばら色の双眸を見開く。]――ぇ [確かに、あたたかい。はたり、とまた一筋落ちた涙は男の手を濡らす。確かに、触れていた*]