─ 教会 ─
[狭間での数多の邂逅の後。
引き寄せられるように現れたのは、慣れ親しんだ場所──教会]
……大丈夫だよ。一緒に、いるから。
[己が骸を整えてくれるゼルギウス>>1064に、小さく呟く。
茨は、魂には絡んだままだから、解放という言葉には僅かに眉を下げたけれど。
銀の十字剣がその手に渡る様子に僅かに目を細め。
茶猫と共に紡がれる旋律を聴いた]
……タオ。
ゼルと一緒にいけ……俺は、大丈夫だから。
[指先を伸ばされた茶猫>>1092が、こちらを見た気がしたから、こう促す。
なぁう、と上がる声は、了承の響き。
茶猫が伸ばされた指を受け入れるように擦り寄るのを見届けると、同じようにこの場に現れていたブリジット>>1086の方を、見る。
彼女がゼルギウスに向けた言葉には、らしいなあ、なんて思いながら]