[霧も巻き上げられたために視界の開けたそこ]お父様、手加減は…しませんから…[そっと手を上に掲げる、急激に巻き上げられた水分は積乱雲を作りだし、口元を動かさずつぶやく精霊へのお願いの言葉。雲の合間、時折光を放ち、それより遅れて聞こえる音、そこには知るのは雷。そっと、掲げていた手をお父様に向けて振り下ろす]忍崎流新奥義・乱れ雷太鼓っ![雲を走る雷は、地面にめがけ[02]発の落雷となってお父様に降り注ぐ]