だってコダマの声がして…。[モゴモゴと言い訳のように口の中で言い]ほら、って?[不思議そうに小首を傾げ。パタという音に、あ、と口に手を当てた]うん、ありがとう。…もう、みんなに会えないのが。悲しいって。[榛名をできるだけ刺激しないように、まだ背中を擦りながら。できるだけ穏やかな声で兄に告げた]